カウンセリングは心のケア、 コーチングは目標達成のための質問技法。
どちらも素晴らしい手法ですが、 起業家や経営者の「今すぐ本質を掘り当てたい」というニーズには、すべてがフィットするとは限りません。
そんな時に必要なのは「壁打ち」です。
壁打ちは、「問いに答える」でもなく、 「感情を癒す」でもない。
あなたが話す言葉のリズムや余白から、核心のテーマ・本質のズレ・まだ言語化されていない“軸”を 瞬時に浮かび上がらせていく“思考の相棒”です。
私は編集者・コンサルタントとして20年以上、 著者や起業家の混沌を言語化し、 一本の企画・一本の軸へと結晶化させてきました。
その経験から、 話の断片・比喩・沈黙・違和感…… 言葉のわずかな揺らぎから、 突破口の芽を見抜く耳と構造的思考を持っています。
壁打ちとは、 気軽に話せるのに、 驚くほど大きなブレイクスルーが起こる手法です。
だからこそ、 「整理できた」「道が見えた」「進める」 という変化が一度の対話から生まれる。
ただの会話が、未来の設計図へ変わる時間を一緒に共有していきませんか?
単に「うんうん」と聞くだけなら、AIやカウンセラーでも代用できるでしょう。
しかし、私は「編集者」であったし、編集的視点を持ったコンサルタントでもある。
ここが圧倒的なアドバンテージです。
はっきり言いますが、編集者の「聞く力」は、ただの受容ではありません。
「編集的聴取」です。
そこには3つの力があります。
1、構造化する力
→相手がダラダラ話した内容から、「つまり、今一番のネックはここですね?」と要約して返す。
2、宝の原石を見つける力
→本人は愚痴だと思っていても、編集者視点で見れば
「それ、すごいコンテンツになりますよ!」
「その失敗談こそがブランドになります」と、価値転換(リフレーミング)ができる。
3、引き出し言語化する力
→「ユーザー(市場)なら、ここをもっと聞きたいはず」という視点で質問を投げかけられる。
私と話すと「ただスッキリするだけでなく、自分の価値が言語化されて戻ってくる」という体験になります。
これはぜひ提供価値があるサービスだと自負しております。
AIは便利です。速さも正確さも、時には驚くほど優秀です。
しかし。
あなたの“言葉の奥”にある本質を拾い上げることは、 AIにはまだできません。
AIは「入力された情報」しか扱えません。
あなたが何を本当に考えているか、 その沈黙の揺らぎや、ため息の質、話す順序の乱れの中に潜む“違和感”には触れられない。
一方で、 私は編集者・コンサルタントとして20年以上、 著者や起業家・経営者らが抱える混沌・葛藤・企画の種を “会話の中から”拾い続けてきました。
AIは「答え」を生成する。
編集者は「核心」を見抜く。
ここに決定的な違いがあります。
あなたが無意識に流した一言、 なぜか強調してしまう部分、 言葉にしていない前提。
その“微細な揺れ”こそが突破口になることを 私は熟知しています。
そして、壁打ちの本質は「共鳴」です。
あなたの感情、価値観、ビジネス構造、人生背景まで踏まえ、 立体的に読み取りながら整理していく作業は、 人間の耳と感性なしに成立しません。
AIで十分な人は、そもそも壁打ちを必要としない。 けれど、 “前に進みたいのに、何かが引っかかっている” そんなあなたに必要なのは、
言葉の裏側まで聞き取る「生きた編集者」
です。
AIではなく、私に壁打ちすることこそが 最速のブレイクスルーに繋がるのです。
先述しましたが、経営者や起業家ほど、本音を率直に、気楽に、心地よく、話せる相手がいなかったりします。
そうした「どこにも置けない思考」「次の一手を打ちづらい言語化」は、迷いや停滞を生みやすい。
だからこそ「外に出す」。
「アウトプット」を「声」で行う。
「壁打ち」を行う。
台本は要りません。
この瞬間に情報がまとまり・整い、 優先順位が定まり、動き出す。
私は編集者としても20年以上、著者や起業家の“散らかった言葉”を 一本の軸へと束ねてきました。
本質を聞き分け、言葉の奥にある構造を見抜き、言語化に導くこと。
そこから次の一歩を示すこと。
これが私の専門性です。
あなたの話を無下に否定せず、誇張せず、 ただ静かに耳を澄まし、 その中に眠る“答えの原石”を拾い上げる。
これこそが、良質な「壁打ち顧問」の役割。
あなたの思考を安全に預けられる場所。
自分の言葉が戻り、未来が描き直せる時間。
その伴走を、渡邉理香は丁寧につとめます。
出版&事業構造コンサルタント/編集者/「壁打ち」顧問
業界最大手のKADOKAWAのビジネス書・実用書の編集者として10年間にわたり実務に従事。著者発掘から企画立案、構成、原稿編集、販売戦略までを一貫して担当。2018年7月に独立後、編集・出版・ビジネスコンサルタントとして活動を本格化。これまでに出会ったビジネスパーソンは5万人以上。編集プロデュースした著者は300名を超える。KADOKAWA、すばる舎、ダイヤモンド社、自由国民社といった多数の主要出版社との実績を持つ。現在は、経営者・起業家・専門家を中心に「ビジネスと人生を3倍ステージアップさせる」出版&事業構造コンサルティングを提供。単なる“出版実現”にとどまらず、出版をビジネス戦略・ブランド構築・自己定義の再編集として捉えたプロデュース手法にも定評がある。SNSやブログなどの発信を土台にした「企画力と言語化力の育成支援」も好評で、クライアントの出版決定率は80%超。現在は広島を拠点に、全国の著者志望者・企業・団体等の総合的なビジネス支援を行っている。